鳥取藩による鉄山経営の許認可や、幕府が鉄座を開設して以降のたたら製品の流通政策、納税や戸籍の管理などについて解説しています。
近藤家文書に残された、たたら経営に関わる様々な契約や議定、給料や手当など従業員への待遇、また金銭や不動産などの貸借の実態がよく分かります。
膨大な物量を動かしていた「たたら産業」では、様々な現場で様々な仕事があり、様々な職種の人々が働いていました。その一端を紹介しています。
高殿やその地下構造である「本床」、風を送る鞴(ふいご)、操業ごとに築く炉など鉄生産のための諸設備のディテールがよくわかります。
鉧を割って10数種に仕分けした後、銑や歩鉧などを持ち込んで、炭素量調整(脱炭)したり、注文に応じて成形を行う「大鍛冶場」の詳細を解説しています。
原料となる砂鉄を採取する「鉄穴流し」の仕組みや砂鉄そのものについて、それがどのようなものであったか、よく理解できるはずです。
たたらの炉を高温に保つ燃料であり、還元材でもある木炭作り、また木炭そのものについて解説しています。
砂鉄から鉄の最終製品に至るプロセスの中で生まれる、様々な特性を持った生産物。その輸送や計量単位を説明しています。
山内での人々の暮らしについて、当時の様子をよくうかがわせる言葉や、信仰や行事などについて記載しています。
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伯耆国たたら顕彰会
〒689-4503
鳥取県日野郡日野町根雨341-2
日野町商工会内
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